残り5分の攻防。明治の猛攻に自陣ゴールに釘付けの早稲田。明治!明治!」のコールに打ち消される「ワセダ頑張れ」。いつか見た風景。早明戦が戻ってきた。この中でプレーする選手にはどんな記憶になるのか。新人の服部(SO)の頭に去来するものは。自のタッチキックミスから生まれたこピンチ…。
相手を押し出し決着させたのも彼ともう一人の新人。
100回目の記念大会を4万人が観戦した中、練馬稲門会ワセダスポーツを楽しむ会の17名は23区稲門会の仲間とメイン・バック1階に同席し観戦。
我々分派は2階ゴール裏の自由席に。何時もの席だ。ここには試合が終わるまで日光が届き暖かい。
しかしこのシーンは遥か遠いゴール前のこと。目を凝らし眺めてもゴールとの選手たちの距離は掴めない。しかも晴天の逆光の眩しさも加わり、左右に動く選手たち姿はぼやける。大歓声が途絶えたとき、明治がトライし逆転勝利したのか、それとも早稲田が・・・。
一瞬の空白後早稲田の選手の姿で勝利を確信できた。
早速家に帰り録画を何回か見直した。藤島大氏が解説するJSPORTで。
「これぞ早明戦!!」
大学選手権、順調に行けば、近大と、正月の国立で大東大と京産大の勝者、そして明治と帝京の勝者と決勝で相見える。早稲田に負けた悔しさを糧に変貌する帝京、明治。まさにリボーンだ。帝京の変貌は明治戦が証明している。対抗戦で負けたチームが選手権で勝つ現象、これは都市伝説ではない。
しかし早稲田に油断はない。昨年大敗した京産大を目標に、一年間スクラムを強化してきたのだから、京産大とのリベンジマッチに向けさらに成長するだろう。「荒ぶる」を目指し。
まさに大学ラクビーの醍醐味。
荒ぶる吹雪の逆巻くなかに 球蹴る我等は銀塊くだく
早稲田のラグビーは斯界になびき
いざゆけ我等がラグビーワセダ
ララ ワセダ ララ ワセダ ララララ ワセダ
*写真は旧国立競技場での開催時にはためくBIG FLAG
記 平田

