私たち山歩き会は、これまで山歩き中に骨折などの大きな身体的損傷を引き起こさずに、山歩きを楽しんできています。会員の平均年齢も上昇し、山歩き経験の浅い会員も増えてきている中で、“安全第一”を徹底するには、様々な機会をとらえてリスク管理をしていく必要があると考えています。
その一環として、6月2日(日)に練馬区光が丘にある練馬区立防災学習センターを、山歩き会14名が内池総務グループリーダー引率の下で訪ね、体験学習を通じて、いざという時に役立つ知識や技術を学びました。
当日は、体験学習として、三角巾を使った応急手当体験(手を怪我して出血した場合の処置や手足の骨折時の処置など)、ロープを使った安全な結び方体験、救出救護を必要とする被災者を助け出す体験そして担架搬出体験を、参加者それぞれが講師の指導の下で試みて、覚え込みました。
これらを学ぶことは、山歩きの場合ばかりでなく、自然災害による被害を減らすために、住民として大切なことであることを痛感し、同センターの関係各位に感謝申し上げて帰路につきました。(報告:石村)