2018年5月例会報告

【開催日時】
5月10日(木)18:10~19:55

【開催場所】
練馬区立区民・産業プラザ(ココネリ) 3F 研修室3

【出席者】
20名 司会:渡部一俊企画グループリーダー

【石村会長挨拶】
先日は総会に33名出席いただき有り難うございました。皆さんからご意見・ご指摘がありましたが、今後検討して対応していきます。
最近は天候も北海道で雪が降ったり不順です。連休中には、遭難が相次ぎ、新潟では5月5日に親子2人で登った方が現在も行方不明となっています。雪が50cmもあるところに軽装で入ったとのことで、痛ましいことです。小松さんより「安全登山のため山でのトラブル対処法」が配られていますが、単に読むだけでなく、安全登山のための山の講習会が無料で開かれていることもあるので、積極的に参加して勉強をしていただきたい。

<議題>
【報告事項】
1)第104回山行「棚横手山(1306m)から甲州高尾山(1092m)へ」4月14日(土)石村L
曇天ながら23名(女性11名、男性12名)が参加した。勝沼ぶどう郷駅から6台のタクシーに分乗し約20分で登山口に着いた。2班に別れて棚横手山を目指した。途中の尾根道で富士山の山容を部分的に見ることが出来た。棚横手山からの急坂に足を取られないよう注意しながら甲州高尾山に向かい、山頂でランチタイムとした。来た道を引き返す際も枯葉の積もった道を滑らないよう慎重に歩いた。途中、カタクリの群生を見ることが出来た。ぶどうの丘で露天風呂に浸かり帰路についた。濃淡の入り混じった若葉と山桜、ミツバツツジなど、再び訪れたい山行となった。

2)第105回山行「雨巻山(533m)」5月19日(土) 久保庭L
八溝山地の南端に寄り添う400m~500m級の4山を時計回りに縦走する。栃木県の益子、茂木、茨城県の桜川市にまたがる4時間2万歩弱のコース。全体としては初心者向きだが、危険箇所、沢登り、岩場登り、急登がそれぞれ1箇所あり、これを八十八坂のアップダウンの小径が結んでいる。沢登りは、水場を登る可能性あり。スパッツ、手袋は必携。
8割初心者、2割中級向きといったコース。尾根筋から男体山などを眺め、名物のツツジも咲き乱れ、「ひめしゃが」も迎えてくれるはずの5月の山行である。
4月22日にバスの定員24名に達したので募集は終了した。なお、参加予定の方で変更等が生じた場合は久保庭Lに直接連絡のこと。
今回は3班に分かれて行動することのほか、参加者向けに配付された資料に基づいて、当日の行動の説明があった。

3) 第106回山行「水芭蕉など春の花咲く尾瀬ヶ原(1400m)」6月2日(土)内池L
国立公園特別保護地区、国の特別天然記念物、ラムサール条約湿地に指定されている尾瀬は、本州最大級の高層湿原である尾瀬ヶ原や燧ケ岳の噴火と岩なだれで川が堰き止められてできた尾瀬沼など素晴らしい自然がありのまま残されている。名曲「夏の思い出」に謳われたミズバショウ、鮮やかな黄色い花で湿原を埋め尽くすニッコウキスゲといった美しい高山植物や、辺り黄金色に染める秋の草紅葉、池塘に揺れる浮島など、その素晴らしい風景に誰もが魅了される。残念ながら本年度は昨年より雪が多いため至仏山の山開きが7月となるため、今回は、代表的な花ミズバショウが咲き誇る尾瀬ヶ原の自然を満喫したい。
練馬からバスをチャーターして鳩待峠に向かい、尾瀬ヶ原を目指す。コースを2種用意し、体力、体調に合わせて、更に天候も鑑みてコース選択が出来るよう設定した。
貸切バスツアーとしたので、懇親会は帰路のバス内で行う。雨天決行。
参加希望者は5月12日までに内池L又はホームページ「山歩き会出欠表」に。最大25名、満席になり次第締め切り。現在希望者は23名。申し込み期限後の変更は、内池Lに直接連絡のこと。
 本日2名の参加を確認し、定員に達したため申し込みは終了とした。関口さんが連休中に尾瀬ヶ原に行かれたとのことで、状況を確認させてもらった。結果、アイゼンは不要、鳩待峠からの下りでは雪はないと思うが滑りやすいので注意が必要、木道はぬれていると滑りやすいので注意が必要、木道は高さが1mあり滑って落ちると上がれない、山の鼻で荷物を少し軽くして行動したらどうか、牛首までは全員一緒に行動した方が良いなどの注意とアドバイスがあった。当日の状況を見て判断する。

【審議事項】
1)第107回山行「日光霧降高原丸山天空回廊(1,158m)」6月30日(土)五十嵐L
日光連山の東端に広がる草原は、6月のヤマツツジ、7月のニッコウキスゲ、秋の紅葉と四季それぞれの美しい姿を見せ、初夏には涼しい高原です。1445段の展望台から関東平野を一望できる景色は圧巻!
天空回廊に広がるニッコウキスゲの絨毯を眺めながらゆっくり散策しましょう。4日に下見をして来ました。本件、山行計画案に基づき説明があり、実施することで承認された。
雨天決行。参加希望者は6月20日までに五十嵐L又はホームページ「山歩き会出欠表」に。申し込み期限後の変更は、五十嵐Lに直接連絡のこと。

2)第108回山行「赤岳(2、899m)」8月関口L
恒例の夏季大型山行です。赤岳は、山歩き会としては未踏の八ヶ岳山系の主峰です。日本百名山でもあります。山の名前は山肌が赤褐色であることに由来しているそうです。関口Lより、毎年サマーキャンプと称して実施しており、今年もサマーキャンプとして企画すること、皆が登れるように案内すること、リーダーを育てていきたい事が話された。また、シュリンゲは必ず持って行くこと、時間は余裕を持って行動すること等の話の後、ビデオで赤岳登山の紹介があった。
日程は7月29日~31日の2泊3日、申込締切は切符などの手配の都合上6月20日迄、山行計画は出来るだけ早く出す、ことで本件は実施が承認された。なお、山行の前に事前打ち合わせを行います。(予定は改めて連絡)

3) 練馬稲門会設立40周年記念行事への参加企画提案書案について 石村
練馬稲門会は、役員が替わり新たにスタートを切った。40周年を迎え、記念行事の企画があるが、企画には山歩き会としても出来るだけ参加し、存在をアピールして新たな会員を発掘したいとの話があり、企画提案書案について説明があった。企画については、承認された。
今回の企画には全員参加型で行うということで、次回の例会にA4用紙一枚に「私の好きな写真1枚」とその思い出とこれからの山行への思い・希望などを書いて持ってきてもらうこととした。例会に出られない方は、FAXないしメールを次回例会までに渡部企画グループリーダーに送っていただきたい。これらを集めても模造紙に張り展示をすることを予定している。

【その他】
1)第109回以降の山行計画について
第108回が7月29日~31日に決まり、9月の山行との間に間が開くので、8月に誰でも容易に行けるような山行を行う。また、9月山行は神崎Lが検討中。

[安全山行に関する意見交換] 
・最近は無料で参加できる安全山行のための講習会も行われているので、出来るだけ参加して勉強してほしい。
・木道は、ぬれていると通常の登山靴は滑りやすいので注意して慎重に歩くことが必要です。木道や滑りやすいところを歩くときのツールとして、モンベルのリバーシブルグリッパーというものがあります。
・安全山行には、時間は余裕をとって行動することが大切です。
・救急セットを会として用意しておくことが必要ではないかとの意見が出た。

【配付資料】
資料20180510-1 練馬稲門会設立40周年記念行事への参加企画書案
資料20180510-2 第107回山行 日光霧降高原丸山天空回廊(1,582m)
資料20180510-3 安全登山のため山でのトラブル対処法
資料20180510-4 第105回 山行会 5月19日実施計画・・・山行参加者のみ配布

◎ 山行計画や山行報告については、練馬稲門会ホームページに掲載しております。
ご確認ください。

◎ 6月例会は、6月7日(木)18:00よりココネリ3Fにて開催いたします。
多くの会員の皆様のお越しをお待ちしております。
(報告者:総務グループリーダー内池)